ハローGの海外自主調査レポート

海外レポート

ロシアの化粧品(香水など含む)市場

全体的な傾向

  • ここ5-7年間、ロシアの化粧品および香水市場における年間増加率は10-15%である
  • 2007年におけるロシアの化粧品(香水含む)市場規模はUS86億ドル、2008年は、US93億ドルと想定されている
  • ロシアの化粧品・香水協会(Cosmetics and Perfume Association of Russia)によれば、 ロシア市場における最大市場規模はUS180億ドル と予測しており、さらに成長す可能性があるとしている
  • ロシアにおける化粧品(香水含む)市場の75%は、海外企業が占めている
  • 主要海外企業:
    • Procter & Gamble, L`Oreal, Beiersdorf, Colgate-Palmolive, Unilever, Schwarzkopf & Henkel, Gillette, Estee Lauder, Oriflame, Avon
  • 主要ロシア企業:
    • Kalina, Nevskaya Kosmetika, Svoboda, Novaya Zarya (low and average price segment消費者向けブランド)

ロシアにおける化粧品の流通経路

  • 化粧品、香水の専門店:
    • L'Etoile 、Douglas Rivoli 、Rive Gauche 、Ile de Beaute など
  • スーパーマーケット (日用品の買い物をするようなチェーン店など)
  • メーカー直販
  • 駅などのキオス(このチャネルは、特に平均年収以下の消費者層に人気が高い)
  • 薬局など
  • 化粧品ブランド小売りチェーン店 – Yves Rocherのみ
  • オンライン販売
  • 通信販売カタログによる販売(シェアとしては小さい)
  • その他

香水市場について

  • ロシアにおける香水市場のうち、海外企業が占めるシェアの割合は、97%である
  • 主要の海外企業は以下のとおり
    • Procter & Gamble, L'Oreal и Estee Lauder, LVMH
  • ロシアで販売されている香水の約80%が輸入製品である
  • 主要の輸入元の国は以下のとおり
    • ドイツ、フランス、ポーランド
    • 日本からの香水の輸入シェアも増加傾向にあるという

不況の影響

  • 有識者によれば、ロシアの化粧品および香水市場において、2009年には、 数量ベースでは、前年度比5~10%減少すると予測されている
  • ただし、化粧品の価格自体が値上がりしていることもあり、金額ベースでは増加している可能性もある
  • 価格が上がった理由として、輸入製品であるため、米ドルとユーロの為替レートが上がったことが 影響していると考えられる
  • 富裕者層の縮小による消費の減少
  • 不況により、多くの小売チェーン店が、新規投資などに消極的になっている
    • 不況以前は、多くの化粧品・香水専門店が次々と、2~3年以内に大型アウトレット店を オープンする計画をもっていた
    • しかし2009年、不況により銀行からの融資が難しくなったため、それらのプロジェクト の延期を余儀なくされているというケースが多い

日本ブランド

  • 現在ロシア市場で流通している日本製品は、平均もしくは平均以上の年収の消費者層向けの製品のみとなっており、 日本で比較的低価格で販売されているような大衆向け製品は、現在のところロシアでは取り扱かれていない
  • 現在ロシア市場で取り扱いのある日本ブランドは以下のとおり
    • Kanebo
    • Shiseido
    • Sana
    • Akkura
    • Mandom
    • Lion etc.
  • 日本製の化粧品に興味をもつロシア人消費者も増えつつある
    • "日本の化粧品は、去年は3-4ブランドしか取り扱いがなかったけど、今は 少なくても7つのブランドを取り扱っています。日本製の化粧品に対する人気も高くなってきています。
      – Victoria Perevertova, chief of Plenia pharmacy.

ロシア人有識者が見る、日本製の化粧品における典型的な特徴

  • 自然の原料(ハーブや海藻など)、スキンケアに関係のある原料(アミノ酸、プロテイン、 コラーゲン)などを、ナノテクノロジーなどの斬新な最先端技術と組み合わせている
  • 上記の組み合わせの結果、日本製の化粧品は、非常にライトな着け心地であり、ユニーク な製品となっている。また、そのため日本製の製品は"ハイポアレジック(アレルギーなどを 起こしにくい)"であると言われている。ソフト、デリケート、(敏感な)肌にも優しい
  • 対価を払うだけの十分な価値がある
  • 高品質の製品"これまで、日本の製品の品質に満足しなかったというお客様は いらっしゃいませんよ。"
    – Victoria Perevertova, chief of Plenia pharmacy.
  • 全体的に、ロシアの化粧品市場において、ロシア人の消費者にとっての日本製の化粧品 というものは、まだまだ"一般的ではない、なにか特別なもの"、といった位置づけであるといえる

ロシア人有識者が見る、日本製の化粧品における典型的な特徴

  • 平均もしくは平均以上の所得がある
  • "先進的な"20代前半の若い女性(23~25歳)新しい物、ありふれていない物(新製品など含む)が好き
  • 中年女性(30歳~)新しい物や他とは違う製品が好き、もしくは以前に日本ブランドの化粧品を 使ったことがあり、それから気に入ってずっと使い続けている人

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